マッサージ中に寝る幸せ

大学生の頃、ケーキ屋でアルバイトをしていました。クリスマスの繁忙期を終え、お気に入りのマッサージに行った時のことは今でも良く覚えています。

通常は60分コースなのですが、その時は奮発して、90分コースにアロマオイルなどをお願いしたと思うのですが、料金も1万円近くしたかと思います。

学生にとってはかなりの出費だったと思うのですが、そんなことは何も気になりませんでした。頑張った自分へのご褒美、という言葉どおり贅沢な時間を過ごしました。

店員さん「立ち仕事ですか?脚がパンパンですが…」私「ケーキ屋でバイトしているので大忙しだったんです」「それは大変でしたね!お疲れさまです」などという定番の会話に癒されつつ、いつの間にやら寝てしまいました。

起きた時は、コースも終盤だったので、もったいないことをしたと思っていたのですが…帰り支度をし、ブーツを履いてびっくり!スルッとはけるどころかブカブカだったのです。

脚だけでなく体も軽く、トイレに行く回数もすごく増え、翌朝には体重も落ちていました。

同居していた社会人の姉にこの話をしたら「マッサージ中に寝るのが最高の贅沢って感じじゃない?」と言われ、大人はそう考えるのか!なるほど納得、でした。